木浦駅

 儒達山肩の登山口の案内所からの駅の方に続く道を下っていく。すると町中には珍しい寺(写真)もあった。そこからすぐに駅前の大通りに出た。まずは腹ごしらえだ。駅前あたりをしばらくうろうろしたが、結局駅のすぐ前のヨンジャン食堂しか開いてなかったのでそこにはいる。食堂内を見渡して、すぐに目についたヘジャンクク5000wを注文する。
 やがて、背骨を中心とした骨付き肉が入った山盛りのヘジャンククが出てくる。ミッパンチャンも多く、朝食から気合いが入る。骨に付いた肉をこさげ、残りはシャブリついて食べる。ミッパンチャンはほうれん草やもやしのナムルはいいが、他は塩辛い上に量も半端ではなく、結局半分近く残すことになった。前に座っていた三人組の食べた後を見るとほとんどミッパンチャンは残してある。まずいからというより主菜がとんでもなく多いからであろう。何とか食べて、勘定を払おうとしたのだが、店員はどこにもいない。「ヨギヨー」を連発して、出てきたアジュマに代金を払って店を出た。
 宿に荷物を取りに帰る。宿を出ると駅に戻るが、いきなりウンコを踏みつける。これがまたなかなかのかない。駅前の駐車場ではなぜか写真のようにくすぶっている靴が落ちていた。なかなかミステリアスかつフ ァンタスティックな駅だ。駅は工事中だが、完成図も掲示してある。この駅の改装も金大中効果なのだろうか。駅前のファミリーマートでキンパプと紙パックの真露を買うが、つまみになるようなものとコップがない。
 駅の案内で、自分の乗る列車が乗り換えのないことを確認して、コーヒー(紙コップゲット)を飲む。駅の待合室には写真のような詞が大きな木浦の街のパネルに書かれている。15分前になったとき、改札に行く。もう改札は始まっていて、すぐに通過する。乗り場がわからないので聞くと「サー〜」と聞こえたので、4番ホームに向かう。4番ホームに停まっている列車にはまちがいなく「プサン」と書かれてあるが、それでも不安なので、駅員に聞いて再確認する。
 最後部になる列車を探して乗り込み、席を探す。中央くらいの右の窓際の席(3−33)だった。同じムグンファなのだが、この列車はソウル−春川で乗った列車と違い、窓は1重ので、景色はよく見える。しかし、デスクはない。

  H14.12.30-2