三崎地域の飲食店  (R01.5)

 三崎には多くの食堂や喫茶店、スナック等の飲食店がありました。しかし、交通の便が良くなり高速移動が出来るようになったことで三崎に滞在する人が減ったことと食生活の変化とともに、これらの飲食店も急速に減少しています。ここでは、三崎地域の飲食店について平成8年以降に営業していた飲食店を紹介します。
 電話番号の市外局番:0894


<神松名地区>

@ 焼き肉・スナック ゆり
 R197名取トンネルの手前、周りに人家のない国道沿いのカラオケスナック(54-2131)、軽食・焼き肉・カラオケの2棟の店です。現在はスナックのみ営業していて、予約すれば送り迎えもしてくれると聞いています。
この地点の下の馬の背海岸は、よい波が立つことで四国でも有数のサーフィンの名所だそうです。このスナックにいたサーファーに聞くと、馬の背の波は西日本でも有名で彼らは京都からここを訪れているとのことでした。ご主人に聞くとシーズンには部屋をサーファーに貸し出すこともあるとのことでした。

A 三崎ドライブイン
 地方色豊かな昼食日替定食とうどんのみの旧国道名取口にある峠の食堂です。外見は民家風ですが、人柄のよいおばあちゃんがつくる和洋折衷でボリュームたっぷりの懐かしの定食は好評で一見さんやリピート客が多いようです。息子さんがネットで紹介しているせいかもしれません。
営業時間 は12:00〜14:00頃(日曜休)で、いつもは数食しかつくらないため多人数の場合は予約(54-0677)しましょう。変則で独自のカレーの他、ニナの天ぷらやカメノテなど地元の家庭でしか食べられないビックリ料理に出会うこともあり、私が最も利用する家庭的な食堂です。なお、ここの壁を飾る名取地区の写真は伍助会提供のものです。最近なぜか三線が置いてありますので弾いてみたい方はどうぞ...


<三崎地区>

B La Ciel
 伽藍山山麓にあるレストランで、近くには他の民家はありません。入口に店の名とデザインオフィスの看板があります。注文があったときにだけ営業するフランス家庭料理店です。庭の観賞でお邪魔したことはあるのですが、芸術家のお家らしくアンティークも独特でそのうちお料理もいただきたいと思っています。もちろん要予約!54-1939

C マリーナ亭
 R197沿いのキャパの大きいレストラン(54-0527)で、料理の鉄人という番組にも出たというバイタリティ豊かなイタリアンシェフのご主人が営業しています。駐車場も広く立地もよいのでメディアが三崎の食堂として取り上げる場合はほとんどここになっています。パスタとじゃこかつが定評ですがさまざまな工夫を欠かさない元気なお店で、夜はスナックもやっているようです。ご主人の苗字は宇都宮ですし奥さんは浜松出身なので看板に餃子メニューを所望しているのですが相手にしてもらえません。今はこの店だけが営業していますがこのあたりは三崎の歓楽街(といっても数軒)でした。うわさでは昔はフィリピン人のお姉さんも踊っていたそうです。大川沿いのこの店、大川で戯れるカモはこの店で飼っているという噂もあります。



 

D 割烹 白水   廃業(取壊)
 堅実な寿司職人の店だったらしいのですが、残念ながら食したことはありません。この店があった港前の一連の建物は跡形もなく取り壊されましたので、今や伝説の店になってしまいました。 

E 東洋軒   廃業
 大盛りのチャンポンで有名だった大衆食堂です。今は黒っぽい壁に改装していますが写真は懐かしいそれ以前の写真です、昔は三崎で一仕事してみんなでランチといえばこの店に直行していました。何度か再開の噂が出ていますが未だ閉店中です。

 ※ 東洋軒の数軒奧には「かよ」という食堂の看板があります。
   昔は一般の食堂だったのでしょうが現在ここは仕出しとお弁当をつくっていて食堂はやっていません。


(昔は突き当たりは役場と公民館のあった三崎のメイン通りにある4店は棟続きのお店)

F 寿司 丸勝
 巨大なネタが定評の寿司店で、数人で会をする程度のお部屋間あります。しかし現在は仕出しが中心でお食事は予約が必要です。(要予約54-0055)
  

G お茶漬け ちどり  廃業
 地域を支える居酒屋の拠点でしたが、平成の終焉と共に惜しまれつつ店を閉めました。 (不定休54-0096)

H 焼き肉 岬風
 「はなかぜ」と読みます。三崎の街では比較的新しい焼肉屋さんです。  54-0123
     (以前は漁り火というスナックでした)

I スナック 銀河
 ライバル店が全滅したために現在2次会を独占するカラオケスナックです。
 以前は送り迎えもしてくれるマスターがいましたが、今はママが一人で切り盛りしています。ママは、讃岐は金比羅生まれ、大阪ミナミでソムリエ資格も取得して、あこがれの金沢でしばらく勤めた後、この地に腰を落ち着けた純粋なIターン族です。この街で唯一のカラオケスナックとなったミルキーウェイを切り盛りしています。日・月曜定休・(火曜もたまに休業 54-2187)

J 三崎焼き肉  廃業
 港の西、山本旅館の前にあった気軽に利用できる焼き肉屋で人気もあったのですが、写真のように新築して数年で不幸があり続けられなくなりました。 

K お好み焼き ヒロ   廃業
 この店は上記の杉山の店と並んでいて温かい雰囲気の鉄板焼屋でした。 三崎焼き肉があった施設を改造し移転しましたが、その直後に不幸がありほとんど営業することもなく廃業することになりました。


L スナック シーバース  廃業
 清海の二階にあり、2次会では銀河と客を二分していたカラオケスナックだったのですが...。

M 清海
 旧フェリー埠頭正面の海鮮料理の食堂です。揚げたてのじゃこてんが看板の海鮮食堂です。昔は江○がイセエビを20匹発注したとかといった噂も聞いていますが、港が西に移転してキャパを下げたのか数年前昼過ぎに行くとメニューがこなせなかったので、ご利用の際には予約することをお薦めします。54-1196   ※ 名物のじゃこてんは港前にある姉妹店(右写真)での販売がメインになっているようです。

N 喫茶 ひかる
 新フェリー埠頭入口にあって三崎地域で唯一残る昭和では主流だった三崎に唯一残る喫茶店らしい純喫茶です。54-1954


<西部地区>

O 漁師物語り   休業中
 佐田岬漁港が運営するレストラン・土産物屋です。一時は松山にも支店を持つ佐田岬でも最大規模の観光に特化したレストランでした。みのこしの崖の上にあるので瀬戸内海を望む江戸前寿司を楽しむガラス張りのエリアなどもあって観光客には好評の観光施設でした。しかし、行楽期こそ繁盛していましたが冬場や閑散期は客数が伸びず時代の流れと共に営業が悪化しました。漁協の経営危機もあってまず松山の支店が閉店し、ここも終末やシーズンのみの営業をしていましたが今は店を閉めた状態が続いています。 56-0860

P みちくさ   廃業
 正野の上手(うわて)に平成の半ばにできた四国最西端の食堂でした。気のよい女将が切り盛りしていて2度ほどランチしましたが、温かい雰囲気の店でした。串の私の勤務地にはお弁当の配達などもやってくれていましたが、そこは過疎地ですので客足が伸びず残念ながら数年で店をたたむことになってしまいました。


Q ピクニックハウス 
 まさに四国の最西端、佐田岬灯台駐車場の手前にあるNPO法人夢希会の運営する店です。食堂というよりは海鮮BBQ施設です。一応5月〜10月の10時〜16時に営業(木曜定休)、夢希会ではさまざまなパターンのBBQやランチが用意されているようです。 佐田岬の先端、御籠島でのBBQなどのオプションもあるようですが、営業方針や内容が変化しているのでご利用の方は問い合わせをして確認しておくとよいでしょう。ここが営業していなければ自動販売機の他は藤の見までお店はありません。(090-7783-9177or0894-21-2247)

 ※ ただここのBBQ施設は日本で唯一現存した木造の弾磨き鍛造所跡を取り壊して作っています。
  史跡の保全と観光との矛盾を考えさせられる現実です。 詳しく知りたい人はここをクリック


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