たぬきと猟師
昔、大佐田にたぬきがいたそうな。
ある日、猟師がそのたぬきをみつけた。
たぬきは子どもをお腹に身ごもっていたので、お腹をさすって命ごいをした。
しかし、猟師は鉄砲を撃ってたぬきを殺してしまったそうな。
猟師は家に帰って、鉄砲のかたづけをしていたら、間違って自分もお腹を撃って死んだそうな。
出典:二名津中学校「郷土の昔話」・・・平成3年度 大本モト(明神90歳)伝,編集:桜木くん(5219)