昔、ある人がつん越え道を松から三崎に向かっていました。
坊主畑まで行くと、大きなヘビが道を横切っていました。
蛇が通りすぎるのをしばらく待っていましたが、胴回りも太く長い蛇なのでなかなか道を通ることが出来ません。
それで待つのがいやになったその人は、そのヘビに向かって「ごめんなさい。」と言って、またいで通ったということです。
翌日になって、蛇をまたいだその人は、高熱で寝入ってしまったそうです。
今は車で海岸まわりの車道から三崎に行くので、その道も通る人がいなくなって荒れているということです。