そこで、何度も埋め立てばかりしてはいけないと考えた人達が、そこへ五体のお地蔵様をつくったのだそうです。 その中の一体のお地蔵様は火切り地蔵「火の神様」といって、火災を防いでくれるそうです。 そして、もう一体のお地蔵様は手などに出来る「いぼ」を治してくれるそうです。 それから人々は五つのお地蔵様を大切にしたそうです。 これらのお地蔵様は今では写真のお堂の中に鎮座していて、旧暦2月24日の祀日にはお籠もりの行事があります。 出典:二名津中学校「郷土の昔話」・・・平成3年度 田村正子(二名津72歳)伝,取材:(4709),編集:(5417)