そんな村人の中に、そのおばあさんはいたのです。 おばあちゃんは狂ったのか、たたられたのか恐ろしい事をしました。 なんとその氾濫した川へ子供のおしめを洗いに行ったのです。 そしてそのおばあさんは、川の水に巻き込まれてしまいました。
嵐が止んだ日、おばあさんの遺体は村の人達が総出で土砂の中から見つけだしました。 そうして大切に大切に供養されたそうです。 出典:二名津中学校「郷土の昔話」・・・平成2年度 村中幸子(名取81歳)伝,編集:とも(5407)