題 名 |
学習ポイント 個人的評価 |
放映年等 |
簡 単 な 説 明 と 所 見 |
千日の約束 |
☆☆☆ ★★★ |
2011全20話 |
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魔女ユヒ |
☆☆☆ ★★★ |
2007全16話 |
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母をたずねて三千里 |
☆☆☆ ★★★ |
2007全21話 |
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恋愛時代 |
☆☆☆ ★★★ |
2006全16話 |
野沢尚の同名小説(1996)を原作として、韓国版として書き下ろしてドラマ化した作品である。「不器用な大人たちに送る恋愛白書」「別れてから始まった不思議な恋」などのコピーで少々興味を持って観てみた。ソン・イェジン、カム・ウソンが、離婚後も引かれ合う煮え切らない男女をうまく演じている。個人的には、独特な個性の大食い女イ・ハナとトラウマの産婦人科医の言動が面白かった。しかし、都合よく処理された感のある、ラストの再婚直後のヒギョンに対する仕打ちはあんまりだ。なお、最終話のラスト部分は明らかに蛇足である。SBSドラマはこの手の作品の価値を下げている付け足しが多いのが残念である。
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スマイル アゲイン |
☆☆☆ ★★★ |
2006全20話 |
ソフト部でピッチャーのダンヒと嗅覚の才能を持つのハジンのラブストーリー。財閥の高校野球のスター選手だったジェミョンと悪役女ユガン、香水の権威であるダンヒの実の母が絡み、舞台はスイスから韓国へと韓国ドラマの手法通りのオーソドックスな作品である。特に観る予定はなかったけれど、中国で一部を観たのをきっかけに全編を観ることになった。部員はそろってるの?練習は?と思わせるつっこみどころ満載のソフト部でがんばる体育会系のキムヒソンと、悲しく一途なイドンゴンは、それぞれいいキャラである。ちょっと引っ張りすぎって感じもあるけど、楽しく観られる韓国ドラマである。
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神様お願い |
☆☆☆ ★★★★ |
2006全85話 |
異常の状態で生んだ後で預けた実の娘を探しだし、再婚後の家庭に義理の息子の嫁として迎えるというドラマで、韓国の倫理では許されないことである。2006年、最も話題を呼んだドラマの一つで、視聴率も40%を達成した。2000年ミスコリアであるユンジュンヒ(若き日の高橋恵子を彷彿とさせる)の演技が中心となるが、前半の薄幸のキャリアウーマンとしての体当たりの演技が、このドラマの人気を決定づけた。中盤からは徹底したのろけの場面ばかり(一途に女性を甘く愛する表現が、女性の心をつかんだのかも)で、終盤の修羅場に突入(死人もぞくぞく出る!)する。ほとんどの役が角が取れていくのに、あまりに義母だけが悪者にされているのが、うっとうしい。20話くらいで終わるドラマだったら、名作だっただろう。
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戻ってきて!スネさん |
☆☆ ★★★ |
2006全16話 |
ある男の妻は、まさにと愛人のアジュマとアガシの人格が、交通事故で入れ替わってしまうというドラマである。シムヘジンは、フランチェスカ役で演技の幅の広いことを示したので、心がアガシのアジュマを当然うまく演じていたが、ほとんどテレビから遠ざかっていた?パクジニは、このアジュマ姿でその魅力を十分に発揮して人気も向上したようだ。周りの人もこのどたばた劇によくとけ込んで、にぎやかで楽しいドラマに仕上がっている。
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愛しのおバカちゃん |
☆☆☆ ★★★ |
2006全20話 |
舞台はサイパン。ここで、元気に生きる韓国人と避暑のためにやってきた財閥御一行とのどたばたドラマである。「愛は誰にも..」で、寡黙な兄嫁を演じたキムジヨンが、うって変わって天真爛漫なバカ娘?を演じる。その芸の広さと、相棒キムユソクとのやりとりが楽しい。私も韓国で見たのだが、言葉がずべてわからなくても、十分楽しめた。
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不良家族 |
☆☆ ★★★ |
2006全16話 |
家族代行サービスで集まった、ひと癖もふた癖もある様々な世代の不良が、家族となってはちゃめちゃな展開をみせる娯楽ドラマである。恋するスパイでブレークしたナムサンミも態度不良の粗暴な娘として新たな一面を見せている。とにかく、それぞれが個性を発揮してバラバラに主張しながらも、互いの中にぬくもりを感じていくことで、現代の家族に対して何か呼びかけているのかもしれない。
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ゲームの女王 |
☆☆☆ ★★★ |
2006全20話 |
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ある日突然 |
☆☆☆ ★★★ |
2006全20話 |
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ソドンヨ |
☆☆☆☆☆ ★★★★ |
2005全55話 |
新羅と百済が反目していた時代に、野に下った百済王子と新羅王女の愛の物語である。ソドンヨとは、「山芋売りの童謡」である。芋売りをしていた王子が民衆に広めた王女への童謡であるが、そのフレーズは、子どもの出てくる他の現代ドラマにも良く登場する。また、王子の発明は眉唾物が多いが、文化国家百済の技術工房の様子がよくわかる。百済の古代の同盟国の百済の話だけに、日本の視聴者にも指示されるかもしれない。私が行ったとき、夫余の夫蘇山登り口にはこのドラマのでかいポスターがあった。
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プラハの恋人 |
☆☆ ★★★ |
2005全18話 |
「パリの恋人」の制作陣が、二匹目のドジョウをねらって作ったドラマだ。前作ほどではないが、なかなか良い仕上がりである。しかし、大統領の娘の外交官チョンドヨンと刑事キムジュヒョクのまじめな愛に対して、悪徳実業家?とその息子、刑事の元恋人などがあまりに汚れすぎている。ナショナリズムも少々鼻につくが、大統領の周辺のことなので、仕方ないのかもしれない。
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乾パン先生とコンペイトウ |
☆☆☆ ★★★ |
2005全16話 |
伝説のスケ番が母校に先生となって帰ってくる! その高校の理事長の息子であり、問題児である男子生徒との、熾烈な愛憎のバトルが始まる。王子様役や徹底的に意地悪で強権派のライバルも出現して、例によって、コンヒョジンが泣くこと泣くこと..。前半は、不幸な生徒とのお涙ちょうだいエピソードの学園もので、後半は二人の愛に揺れる女心メロメロの楽しいドラマである。
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ハノイの花嫁 |
☆☆☆☆ ★★★ |
2005全2話 |
ベトナム戦争に参戦した韓国は、ベトナムの国家的加害国である。そして、日本がフィリピンにそうであるように、傷跡を残したベトナムが農村の嫁の供給国である。また、ちょっとした行き違いが、国の違いから大きな愛憎の渦となったりもする。恋愛ドラマとしてはさほど期待できないが、様々な文化の違いや差別を通してそのようなことを教えてくれる。このドラマでテレビデビューしたキムオクピンが、ベトナム娘を演じて一躍、話題のスターとなった。
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香港エクスプレス |
☆☆☆ ★★★★ |
2005全16話 |
本格演技派俳優チャ・インピョ、チョ・ジェヒョン、ソン・ユナとくれば、もうそれだけで十分期待できるドラマであろう。さらに、キム・ヒョジンが見事な演技をしてくれる。孤児仲間以外を除き、野望と愛の渦巻く緊張感漂うストーリーであり、視聴率は伸びなかったようだが、久しぶりに腰を落ち着けて見られる本格ドラマであった。チャインピョは、「星に願いを」の優しい王子様から、乞食王、世紀グループの統帥を経て、カリスマ性をもつ大物役がこなせる俳優になっている。
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オンリーユー |
☆☆ ★★★ |
2005全16話 |
財閥の御曹司に見そめられる定番の三角恋愛シンデレラストーリーで、2話も見るとだいたいのストーリーもわかってしまう。ガラスの靴の代わりに子種をおいて、男が去るというのが、物語の発端である。優柔不断のチョヒョンジェは相変わらずだが、「怪傑春香」以降のハンチェヨンは、表情が輝いており、観る者を引きつける魅力を獲得したようである。しかし、1話のラーメン料理大会は、韓国ならではのイベントであろう。また、その優勝者が、イタリア留学できるというのも、ちょっと...。
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不良主夫 |
☆☆☆ ★★★ |
2005全18話 |
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海辺に行こう |
☆☆☆ ★★★ |
2005全14話 |
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愛・共感 |
☆☆☆ ★★★ |
2005全24話 |
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グリーンローズ |
☆☆☆ ★★★ |
2005全22話 |
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その夏の台風 |
☆☆☆ ★★★ |
2005全30話 |
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ファッション70S |
☆☆☆ ★★★ |
2005全28話 |
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ラストダンスは私と一緒に |
☆☆☆ ★★★★ |
2004全20話 |
強盗に襲われて記憶喪失になった御曹司が、助けられたペンションを営む田舎娘と婚約する。前の記憶が戻ると、今度はその婚約者との記憶を失い、四角関係に会社乗っ取りの難が加わり、ストーリーはどろどろに..。記憶に振り回される、瞳の貴公子チソンと、さすがに躍動感あふれる耐える庶民派のヒロインユジンの演技はすばらしく、都合良く現れるネックレスと記憶の不自然さを越えて、感動してしまう。日本親善への配慮もあるが、ただ、感動の?最終話は、障害者の視点からは差別ととらえられるであろう。
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土地 |
☆☆☆☆☆ ★★★ |
2004全52話 |
日本が近代化して朝鮮半島に進出しだした頃からの、両班の土地をめぐるハンプリの物語。商道のキムヒョンジュが再び時代の(ヒステリ−?)女を力強く演じている。客観的にみると、田舎とはいえ帝国主義が進み世界的に緊張していく時代にあって、グローバルな視点で国の存亡の危機を認識していく民の少なさに気がつく。土地をめぐる親族の争いや陰謀、日本や中国を巻き込んだ策謀、没落両班や罪人の家族の不幸と恨など生々しく描けている。
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パリの恋人 |
☆☆☆ ★★★★★ |
2004全20話 |
待ちに待ったキムジョンウンの魅力爆発のドラマである。相手役のパクシニャンも絶好のはまり役で、二人のミスマッチが絶妙の恋人役を演出しており、娯楽作品として普及の名作となった。個人的には嫌いな設定なのだが、何度観ても見入ってしまう。後半のイドンゴンには少々胃もたれするが、終盤にだれる作品が多い中、全編を通して完成度が高い。俳優ばかりでなく、制作側が楽しんで作っているようで、観るたびに細かな部分に発見があって楽しい。現地でラスト2話を初めて観たとき、さすがに最終回には意味がわからず混乱した。最終話はどんでん返しとみる方もが多いが、こんな展開もできるといったおまけの映像(パロディー)として流して観るのが正しい見方であろう。日本語字幕のあるオリジナルDVDもこの作品が初めてではないだろうか。この日本語表現がなかなか面白い。ただしリージョンコードは3である。
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新若草物語 |
☆☆☆☆ ★★★★★ |
2004全57話 |
個性豊かな四人姉妹が四様の生き様を絡ませながら描き上げる長編ドラマである。徹底した金の亡者の父、破産財閥の夫の虐待に耐える長女、シナリオライターの野生児の次女、孤児の男に静かにそして強い愛を貫く三女、歌手・ラッパーをめざし雑草のように強く生きる四女、どの娘もとにかく紆余曲折しながらも一所懸命生きている。四女の目指す、あまりに単純な音楽界には首をかしげるが、名曲「挫折禁止」は印象的である。とにかく長編にもかかわらず、全く飽きさせない秀作である。
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島の村の先生 |
☆☆☆ ★★★ |
2004全16話 |
警察官が証人(ハンジヘ)の身の安全を守るため、超ど田舎の島に逃げ込み、成り行きから先生になってしまうという、かなり強引なストーリーの娯楽ドラマである。フィクションだろうが、日本では考えられない教育の空白地帯である。来た先生が、すぐに逃げて帰るほどの島の境遇と、素朴な子供達、彼らを追うヤクザとの緊張感..今までにない変わった設定で、涙や笑いを抑えることが難しい作品である。
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嵐の中へ |
☆☆☆☆ ★★★★ |
2004全24話 |
兄と弟の数奇な運命を軸に展開されるドラマだが、まさに嵐の中へ突き進む、哀しい境遇の二人の女性の運命と生き様に引きつけられる。舞台は東海岸の小さな町から釜山、日本、タイとかわり、大企業から政治、ヤクザ、格闘技の世界にまで絡んでくるこのドラマには、退屈させられることはない。日本の描写は正確になってきたが、京都?の竹林をかぐや姫風のヒロインが、人力車で駆け抜ける場面にはずっこける。
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張吉山 |
☆☆☆ ★★ |
2004全50話 |
韓国版の国定忠治という感じの義賊の長:張吉山の生涯を描いた歴史番外編の巨編である。このたぐいの人間の伝記は、どれだけ信用できるかわからないが、水滸伝を思わせる仲間作りの演出やダイナミックな殺陣に、女の愛を絡ませている。前半で、恋愛劇も出生による悲劇も片づいて、残すはライバル対決だけになってしまう。当然、後半はだれて、優柔不断で無謀な反逆者にしかみえない張吉山の存在価値は、薄れて退屈してしまう。実際、このドラマの視聴率は急下降して予定より早く打ち切りとなったそうだ。
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波乱万丈ミスキムの十億作り |
☆☆ ★★★★ |
2004全16話 |
これ以上のはまり役はないと思える、キムヒョンジュとチジニのどたばたコメディーは、決してハッピーな内容ではないにもかかわらず、観る者を元気にしてくれる。タイトルからもわかるように、設定やストーリーにかなり無理があるものの、結果としてキャラが輝く良い作品に仕上がっている。時代劇の毅然としたキムヒョンジュもいいが、ここまで底抜けに滑稽な演技も新たな魅力と感じた。
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バリでの出来事 |
☆☆ ★★★ |
2004全20話 |
韓国ドラマにしては、なかなか味のあるタイトルである。ハジウォン、ソジソプ、チョインソン絶妙の個性味あふれる演技で、ゆれる激しい愛のドラマが、回をおうごとに観る者を引きつける。後半からは多少の起伏はあるものの、やがて訪れるであろう悲劇にむけて落ちていく。そんな中で、ヒロインの友達がいい味を出していて、このドロドロの愛憎劇を救っている。
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サンシャインオヴラブ |
☆☆☆ ★★★ |
2004全16話 |
貧しく力強く生きている女と、彼女に対する男達の愛と友情が、父の犯した罪によって複雑に絡み合っていくドラマである。「秋の童話」以来、再び見れる雑草のように美しくたくましいソンヘギョの演技は、イビョンホン問題を克服して数段魅力的になっている。悩める男リュ・スンボムと、チョ・ヒョンジェは従来のイメージのままである。
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ガラスの華 |
☆☆☆ ★★★ |
2004全18話 |
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男が愛するとき |
☆☆☆ ★★★ |
2004全16話 |
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ラブストーリーインハーバード |
☆☆☆ ★★★ |
2004全16話 |
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マジック |
☆☆☆ ★★★ |
2004全16話 |
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兄嫁は19歳 |
☆☆ ★★★ |
2004全16話 |
実は財閥の子だけど孤立して貧しく清く生きていて、恵まれた複数のイケメンが好意を持つという韓流黄金ストーリーのドラマ。イケメン医者のキム・ジェウォンと契約婚約するとか、その母親が過去の不幸の原因だとか様々な物語を組み込んでいる。金に目がくらむアジュマとその娘キム・ミニが悪役になって出生の秘密に関するライトな修羅場が繰り返される。屋根部屋の猫と共に悲劇の女優チョン・ダビンの代表的なヒロインドラマ?なんだなということを考えながら観てしまう。
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