(タイ ラオス ミャンマー)
2011〜2012 インドシナ三国 越境とバイクの旅
タイは、外国人旅行者の天国ともいわれます。それは、WiFi、トイレ、AC等完備の良質の安宿と食堂、整った交通機関、インドシナ半島の中心部にあり、治安もよく温和な国民性、それにくわえて多くの文化施設(世界遺産)、等々上げればきりがありません。バンコクの中心部には旅行業の核になるカオサン通りという安宿街があり、ここがタイの旅行業の基準となっていることもこの国の魅力です。当初はこの国に行く予定はしばらくありませんでしたが、2011年の大洪水があったことと、ミャンマーの国交が再開したことで次の予定地だったインドをやめて、切り替えたのです。
○ プロローグ
○ 12月28日 出国〜カオサン
○ 12月29日 バンコク散策
○ 12月30日 タイ東北〜
ビエンチャン(ラオス)
○ 12月31日 ビエンチャン〜ノーンカイ
○ 1月 1日 アユタヤ
○ 1月 2日 チェンマイ
○ 1月 3日 インタノン山〜
メーサリアン(ミャンマー)
○ 1月 4日 メーサリアン〜メーソート
○ 1月 5日 メーソート〜ラムパーン
○ 1月 6日 ラムパーン〜バンコク
○ 1月 7日 バンコク〜帰国
結果としては、大洪水については傷跡こそあれ、地形的にも治水状況からも、多少の洪水は毎年のように起こっているようで、いったん水が引けばあっという間に復興してしまうようです。木々も何ヶ月もの浸水に耐える種が平地には植えられているようで、アユタヤの日本人村のようにとってつけたように植樹したところ以外はそう深刻には思えませんでした。むしろラオス、ミャンマーの陸路越境とタイ西北部の1000kmのバイクツーリングが印象に残りました。長距離移動は、宿泊込みの夜行列車を3度も使い増した。高速鉄道がほしいとも思いましたが、日本のように夜行列車が淘汰されるというなら旅行者としてはそれほど必要は感じません。一番の問題は文字です。地方では数字や単位までもタイ語のみの表示に成っているところが多く、ガソリンスタンドもわかりにくくて、ドライブでは常に不安を意識する旅でもありました。